2012年12月28日金曜日

原発事故、追加告発も受理=福島地検

  福島地検は21日、東京電力福島第1原発事故をめぐり、当時の東電幹部や政府関係
者計33人に対する業務上過失致死傷容疑など4件の告訴・告発を同日付で受理したと
発表した。
  約1万3千人が11月、6月に続いて告訴状などを提出し、地検が内容を確認していた。
既に東京地検などと合同で捜査しており、小池隆次席検事は「今回を含め粛々と
捜査する」と話した。 
 時事通信 12月21日(金)18時47分配信

2012年12月13日木曜日

被曝隠し、偽装請負認定 厚労省、8社に行政指導へ

鉛カバーを使った被曝隠しの構図

 東京電力福島第一原発で鉛カバーを使った「被曝(ひばく)隠し」が行われた工事の下請け会社8社について、厚生労働省は、違法な「偽装請負」 の状態で作業員を働かせていたとして是正指導する方針を固めた。
東電とグループ会社の東京エネシスには改善を要請した。
東電が否定してきた不正な多重請負構造が存在し、作業員の安全を脅かしていたと監督当局が認めた格好だ。
 原発事故の収束工事に絡み、東電を頂点に元請けから下請けが連なる構造を認定し、複数業者を指導するのは初めて。安全管理責任の所在があいまいな上、作業員は雇用状態が不安定で被曝隠しを拒みにくい立場にあったとみて東電やエネシスに監視強化を求めた。
 被曝隠しがあった昨年12月1日の配管工事は東電が発注し、福島県の建設会社ビルドアップを通じて子会社だったアクセス青森が請け負った。
鉛カバーで線量計を覆うよう指示したビルド元役員(アクセス社長)を含む12人が工事を担当。アクセスは請負契約なのに他社から10人を受け入れて直接指示していた。
【多田敏男】

 朝日新聞デジタル 12月10日(月)1時13分配信

東電幹部を任意聴取=政府関係者も広範囲に―原発事故捜査・検察当局

  東京電力福島第1原発事故をめぐり、業務上過失致死傷容疑などの刑事告発を受理した検察当局が、東電幹部ら告発対象者を含む関係者を広範囲に任意で事情聴取していることが8日、分かった。
地震や津波の予測や、事故を防ぐ対策が可能だったかについて、認識を確認するなどしたとみられる。
 検察当局はこれまで、東電や政府の関係者、国会議員ら100人を超える主要な事情聴取対象者をリストアップし、うち約50人について既に聴取した。早ければ来年春にも刑事処分する方向で捜査を本格化させている。
 東京、福島両地検は8月、東電幹部らが地震や津波への対策を怠り、周辺住民に傷害を負わせたなどとする告発を受理し、捜査を開始した。
 関係者によると、検察当局は約20人の専従体制を敷き、東電や旧原子力安全委員会、旧原子力安全・保安院、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム (SPEEDI)を所管する文部科学省の担当者らの聴取を進めてきた。 検察当局は、事故を誘発する地震・津波の発生が予測できたかを捜査の焦点と捉えている。
東電は大地震時に発生する津波を最大15メートル超と試算していた が、5.7メートルまでの対策しか取っておらず、こうした試算の位置付けや、試算を受けた津波対策などについて、当時の幹部らから事情を聴いたとみられる。
 検察当局は既に、原発敷地内に立ち入って事故現場も確認。事故と被害との因果関係を探るため、被災者からも説明を受けたもようだ。
 業過致死傷容疑などの捜査では、予見可能性に加え、被ばくを傷害と認められるかどうかなど課題が多く、立証には困難が予想される。


時事通信 12月9日(日)2時31分配信

2012年11月16日金曜日

第二次告訴へのお礼

11月15日、午後1時、甲信越支部告の告訴・告発人781人分を含め、全国13262人にのぼる委任状を、無事福島地検に提出してきました。 ご参加、ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。 地検の駐車場は1マイクロシーベルトと非常に高い値でした。今でもこの状況下で暮らさざるを得ない福島の人々の事を想うと、この事故の”とてつもなさ”をあらため て実感しました。



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共同通信朝日新聞東京新聞などで記事になっています。


本部告訴団ブログの「本日の告訴・告発について(資料)」はこちらです。

福島原発告訴団・東北のページで動画も見られます。

2012年9月18日火曜日

2012年9月15日土曜日

9月13日付けの新聞記事をアップしました。

毎日新聞の記事です。パレードの様子や、記者会見、説明会などのことが掲載されています。
新聞記事はこちらから。

2012年9月14日金曜日

10月7日、武藤類子さん新潟講演会のお知らせ

10/7新潟講演会チラシ


























10月7日(日)午後1時半より
新潟県長岡市 まちなかキャンパス長岡 301号室にて
武藤類子さん(福島原発告訴団・団長)の講演会が開催されます。


2012年9月12日水曜日

記者会見の新聞記事をアップしました。

詳しくはこちら(新聞記事のページ)をご覧ください。
 






記者会見と説明会の動画をアップしました。

9月9日、事務局の所在地である山梨県北杜市で、「福島原発告訴団・甲信越」発足に
あたっての記者会見と最初の説明会が行われました。

福島原発告訴団団長の武藤類子さんが「告訴が意味するもの」をお話しされ、山梨県
内の甲府、忍野地域、および長野県からも賛同者が参加し、告訴への思いを発表しま
した。また、第1回目の説明会には多くの方が参加され、関心の高さが感じられま
す。ぜひ動画をご覧ください。

記者会見


第1回説明会

2012年9月4日火曜日

福島原発告訴団が、全国展開に向けて記者会見をしました。

9/3 東京の参議院会館において、福島原発告訴団の全国事務局会議と全国展開に向けての記者会見が行われました。

2012年9月3日月曜日

2012年8月31日金曜日

「記者会見のお知らせ」

 
日時:2012年9月9日(日)  午後2時30分
場所:高根環境改善センター(山梨県北杜市) 1階ロビー 
(都合により2階会議室への変更有)
 
出席:武藤類子さん(福島原発告訴団団長) 
甲信越事務局
長野他各地域の協力者
 
「福島原発告訴団・甲信越」発足と告訴・告発人募集開始にあたり、記者会見を開催します。記者会見では、告訴団団長の武藤類子さんに、告訴の意義と告訴にかける思いを語っていただきます。また、8月1日に受理した告訴・告発に関して、検察当局は、9月から東京・福島の両地検を中心に本格的捜査を開始するということですので、今後の行方についてもお話していただけると思います。甲信越事務局からは、今後の具体的な活動の紹介、そして、各地域からのアピールも予定しています。
告訴・告発に関心のあるみなさま、ぜひ記者会見場に足を運んでください。